中央市周辺の山城をみつける 3「獅子頭の遺構」
企画展「駿河への峠道をおさえる中央市周辺の山城」(9月28日より)にさきがける山城紹介のパート2です。今回は関原集落の真南の獅子頭の尾根周辺の遺構(塁址)です。鞍部を渡す土塁と竪堀を基本とするもので、しっかりした郭を備えておらず、一つ一つはとても砦と呼べるようなものではないのです。しかしこの山系の鞍部にはこのような遺構があちこちに見られます。誰が何の目的でこのようなものを構築したのか非常に興味が引かれます。
(上の写真は展示予定の模型ですが、制作途中です。仕上がったものは企